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EPOアクション

【報告】市民社会形成ネットワーク設立大会!

今年5月に開催された「G7伊勢志摩サミット」をきっかけに実施した「市民の伊勢志摩サミット」。その成果を継続実施するために、後継組織として「市民社会形成ネットワーク」が設立されました。市民社会の形成のために、多様な分野が多様に動き、かつ結び合ってつながっている状況をつくる協働による政策提案ネットワークです。設立総会と設立記念のシンポジウムが開催されました。EPO中部は協力団体として参加しています。

日時:2016年10月23日(日)13:30~16:30
場所:JICA中部「なごや地球広場」セミナールームA

【参加したインターンのレポート】※一部抜粋
私がこの大会に参加して、感じたことは次の3点である。まず、その設立の目的である「市民協働による政策づくり」についてである。名古屋市職員として行政の中で働いていると協働という言葉を耳にする機会は少なくない。そのため行政とNPOやNGOとの協働もすすみ市民社会の意見が行政へ伝わって来つつあるものかと思っていた。しかしこのネットワークの設立目的を考えると、NPOやNGOの方々は政策決定への参加が不十分だと認識していることが事実であり、私の認識は甘かったように思える。政策決定のプロセスに市民社会の意見をより取り入れる仕組みづくりが求められている。
次に、NPOやNGOなどのネットワークについてである。私は勝手ながらNPOやNGOなどにおいては横のつながりがあるものだと想像していた。しかし、話を聞いてみると、NPOやNGOも行政からの補助金や助成金によって活動しているシーンが多く、結局は行政の姿を映す鏡のように、縦割りとなっており分野ごとのまとまりはあるが、分野を越えたまとまりは薄いということであった。よって、このネットワークにさまざまな分野の団体や個人が参加することである課題に対して一緒に取り組み、よい事例があれば共有しあうことなどができ、「市民協働による政策作り」をより一層確実なものにしようとすることであった。これらのことから、分野を横串にするこのネットワークの必要性を十分に感じた。
最後に、このネットワークの今後についてである。本大会は設立大会であったため、課題の共有や今後の展開について具体的な話し合いが行なわれていたわけではない。よって、NPOやNGOなどがいかに関わっていくのか、またこのネットワークの動きに対し行政としてどのように対応していくべきかなど具体的な行動が見えにくかったと思われる。具体的なことはこのネットワークが実際に動いていく中で見えてくるものであろう。行政もその動きに注視し、どのようなことが求められているのか、どのようにすれば政策決定へ反映できるのか考えていかないといけない。
何れにせよ行政職員の立場でこの大会に参加させていただき、 NPOなどの政策への関与について、現状や今後の方向性について私なりの理解ができた。今後は協働を行っている実際の現場に同席させていただく機会があるのでこの大会に参加し学んだことを踏まえ、さらに理解を深めていきたい。(三浦進也/名古屋市上下水道局職員)

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