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EPOアクション

地球温暖化について高校生の訪問ゼミ

日時:2019年7月23日 14:00~16:00
場所:EPO中部/中部地方ESD活動支援センター
参加者:5名

名古屋市立名東高等学校の生徒さん5名が訪問ゼミとしてEPO中部/中部地方ESD活動支援センターに来訪し、愛知県地球温暖化防止活動推進センターの中尾嘉文氏が地球温暖化についてお話ししました。

まずは地球温暖化の原因と考えられている温室効果ガスの説明が行われた後、二酸化炭素の温室効果を確かめる実験を行いました。実験方法は、密閉された地球儀の模型を2つ用意し、一方には大気中の空気を、もう一方には二酸化炭素を充満させ赤外線ライトを当てます。

すると約3分後、両者の温度の上昇には約3℃の差が見られました。生徒さんたちも興味深そうに観察したり写真を撮影したりしていました。

次に地球温暖化の日本へのリスクとして海面上昇による砂浜の減少と海の酸性化が説明されました。そこで海の酸性化のメカニズムとして二酸化炭素が水に溶けやすい性質を再度実験で確かめました。実験方法は水の入ったペットボトルを2本用意し、先ほどと同様に一方には大気中の空気を、もう一方には二酸化炭素を充満させ、キャップを閉め10秒ほど振ります。すると空気の入ったペットボトルには変化がありませんでしたが、二酸化炭素の入ったペットボトルは水に二酸化炭素が溶けたことによりペットボトルが凹みました。その水を試飲すると少しシュワシュワし、生徒さんたちも二酸化炭素が水に溶けたことを実感しているようでした。

上記の講義・実験を通して、地球温暖化を防止するためには二酸化炭素の排出を削減し、これを全世界が協力して取り組まなければならないと説明されました。COP10やパリ協定等の国際条約を締結して世界水準で取り組みは行われていますが、2017年6月にアメリカがパリ協定から離脱し、二酸化炭素排出削減に向けた取り組みになかなか理解を得られない現状も取り上げられました。

最後に私たち一人ひとりにできることとして、電化製品の使い方を工夫(例.冷房温度を28℃に設定)、断熱を実践する(例.すだれを掛ける、朝顔等で緑のカーテンをつくる)、また今日勉強したことを家族や友人等に話し相談することがより地球温暖化防止につながるとお話ししました。生徒さんたちも今回の講義・実験を通して自分たちに何ができるのか真剣に考えているようでした。

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