EPO中部 | 環境省 中部環境パートナーシップオフィス

スタッフあれこれ

2020年2月

●年度末のイベントが様々な団体主催で行われています。その中で気になった話題を二つ。いずれもSDGsの根幹にかかわる話でした。一つは所属している中部大学中部高等学術研究所の学術発表会での「日本におけるSDGs実現にむけた人間の安全保障指数の開発とDE(Digital Earth)技術の適用」の発表です。様々な統計情報を駆使して地域のQOL(生活の質)を地図上で可視化して持続可能社会の課題などを抽出する人間視点の環境情報研究で、都道府県レベルの成果が書籍になりました(「SDGsと日本」高須幸雄,編著)。もう一つはRCE Chubu主催の「SDGsフォーラム2020」の特別講演で第8代ユネスコ事務局長の松浦晃一朗先生よりお話があった「SDGsと地域・文化の多様性」でした。いずれも17のゴールのことというよりも、それらが目指すビジョンの本質、「人類文明のありよう」についての示唆だったと感じました。国連総会採択文書「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」では、確かに個人の尊厳や文化の多様性について言及されています。どうしても17のゴールに目が行ってしまいますが、その本質は何かを意識する必要があります。SDGsウォッシュにならないためにも。
(原 理史、はら まさし)

●2月23日に「SDGsを活用した同時解決事業」の全国ギャザリング(成果発表会)が開催されました。中部は、長野県飯山市の里山ウェルネス研究会による飯山林福連携事業の2年間(実質1年半)の取組や成果について発表しました。当日はプレゼンを行いつつ「ゼロからスタートでよくぞここまで」と感慨に浸らずにはいられませんでした。なお、同時解決事業は終了しても、飯山林福連携事業そのものは終わりませんし止まりません。既に里山ウェルネス研究会のメンバーは、新しい取組を展開しつつあります。本当に頼もしい限りです。そして、EPO中部は、これからも「飯山林福連携事業」に注目していくことになりそうです。(富田夏子)

●通勤時や休日にコンビニやドラッグストアでマスクを探す日が続いています。タイミングよく購入できることはまれで、大量に飛散する花粉に悩まされる時期とも重なり、早くこの事態が収束に向かうことを願うばかりです。(こまつともみ)