スタッフのあれこれ

🔶最近、以前に取り組んでいた「ナッジ」の普及啓発活用について話す機会がありました。ナッジとは「人が思わずそうしてしまう」という仕掛けをして、社会に良い選択（例えば環境配慮行動）を促そうという考え方です。リチャード・セイラーさんはこの研究で2017年のノーベル経済学賞を受賞しました。環境配慮を促すチラシやパンフレットの作成、ブース出展などで、お客さんに見てもらう、理解してもらう、行動を換えてもらう、そのためのちょっとしたデザインの工夫や仕掛けをしますが、これらみんな「ナッジ」です。行動経済学では、こうした手法に理論的な根拠を与えていますが、基本となる考え方は熟慮する暇がないときには「人間は直感で選択する」という二重過程理論です。直感で選択する時に、心理的な傾向を踏まえれば社会に良い選択（例えばマイボトルを持って行く）の側に押してあげることができるというのがナッジです。環境のための行動変容を促す方法は様々に組み合わせることが重要ですが、ナッジの活用も一つの方法です。もちろん悪用はいけません。セイラーさんは悪用されるナッジを「スラッジ（泥）」と呼んでいます。（原　理史、はら　まさし）
 

🔶今月、全国のEPOが集まる会議が東京で開かれ、出席しました。相変わらず東京駅は人が多く、駅内を移動するだけでもひと苦労。人をよけてよけて、ぶつからないよう常に気を付けて歩く必要がありました。東京駅には全国から人が集まり、また全世界から人が立ち寄る場所になっているのだと改めて思いました。そしてもちろん、東京出張中の自分もその一人でした。（富田夏子）
 

🔶名古屋市では今月半ばに3日連続の猛暑日がありました。一部地域では6/27に梅雨明け。今年は、本格的な夏の暑さが長く続きそうです🌻（コマツトモミ）
 

🔶最近暑い日が続き、食欲がわかない日が続きました。自身で好きな食べ物を考えた時、味噌煮込みうどんを冬よく食べていた事を思い出しました。夏に食べる事はまずなく、久しぶりに食べて美味しさを改めて実感しました。赤味噌の香りを嗅いだ時、名古屋で生まれ育ったのもあり落ち着くなと思いました。（たじま　みな）