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Green Gift 地球元気プログラム「赤兎山トレッキング~みんなで守ろう赤兎山の生態系~」を開催しました

2022.09.22

2022年9月4日(日)、秋晴れの残暑の中、白山国立公園内の赤兎山(標高1,629m)にて「赤兎山トレッキング~みんなで守ろう赤兎山の生態系~」が行われました。当日は、福井市を始め、地元の方など、スタッフを含め14名が参加しました。
朝8時過ぎ、小原地区の林道ゲート前に集合し、当日のスケージュールや注意事項を確認したあと、福井県自然保護センターの方からオオバコ等の外来植物に関するミニ講座を受けました。その後、赤兎山登山口まで、林道を車で30分ほど移動し、トレッキングを開始しました。
 

 
赤兎山は白山火山帯に属し、登山道には岩や石が多く、初めはなだらかな登山道が続き、小さな沢をいくつか渡りましたが、峠から頂上に向けては、場所によって補助ロープがある急な登山道となり、トレッキングの醍醐味を体感しました。
11時頃、赤兎山山頂まで登ると、青空のもと雲の切れ間から、霊峰白山の山並みや遠くに街並みや日本海を望むことができ、山頂からはクマザサの生い茂るなだらかな稜線の向こうに、トレッキングの目的地である赤い赤兎避難小屋も見ることができました。
 

 
その後、山頂を20分ほど下って赤兎避難小屋に到着しました。
赤兎避難小屋では、福井県自然保護センターの方から外来植物駆除の作業方法の説明を受け、参加者全員でオオバコの駆除作業をしました。
 

 
近年の登山ブームにより持ち込まれた低地のオオバコの繁殖力が強く、高山域の植生保全のため駆除が必要になっているとのことです。
根がしっかりと張りついたオオバコを苦戦しながらも道具を使って駆除しました。各自ビニール袋がいっぱいになったところで作業を終了し下山しました。下山後、朝集合した林道ゲート前にて各自駆除したオオバコの重さを測り解散となりました。
 

 
主催:小原ECOプロジェクト
共催:特定非営利活動法人日本NPOセンター 
協力:環境省中部環境パートナーシップオフィス(EPO中部) 
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省
 

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